2022/11/01 12:07


*書き出したら止まらなくなり長文になってしまいました。





琵琶湖に通うようになってから




段々と感覚がおかしくなり


50cmをたくさん釣っても満足せず



60cmを釣ってももう1匹!


となってしまう。



それくらい狂った





そんな生活を数年間続けており





今思えばサーチもかなり雑…


それでも10lbオーバーをコンスタントに仕留めていった





そんなある日



昼くらいからサーチをしていると




とあるエリアのスーパーシャローにコロンコロンのバスが居るのを発見!



季節は真冬の一月…昼間でも最高気温3度とか



釣ろうと思ったら釣れたかも知れませんが

(この頃は見つけたら即座に撃ってました)



何故かこの時、見たいと言う感情が高くなり



ロッドを置いて観察を優先する事に




特に動かずずっとその場に居る



そして5分くらい経つと泳いで消えて行った






もうそうなると答えは1つ


あれを釣りたい!



そこから試行錯誤して


ようやく数日前に見つけた個体を釣る事に成功






それがこの魚


確かに大きさも60ないのに4800gと嬉しいのですが










それよりも














この腹の美しさ
ダイアモンドを散りばめたかの様に


キラキラと輝く腹




もう感動の一言




子供の頃、野池で釣っていたブラックバスと同じとは思えない…


この個体に魅了され釣り方もエリアも変わり



サーチも徹底するようになりました。



この魚がサーチの重要性を教えてくれた気がします。



それにしても後にも先にもこんなに輝いていたバスはこの子だけです。








そしてここからが重要



「何故、そんなシャローに居たのか?」


僕の釣りは釣って終わりではなく




そこから更に分析と考察が続きます。


もちろんこの1匹ではわからない事の方が多いので


"仮説を立てます"





エサを待ち伏せ?


寝床?


トイレ?


弱っていた?




様々な仮説を立てながらまた次の日もその次の日もサーチ



そうすると他にも同じ様なバスを見つけれるようになり


気付く!



「お腹の中にある卵を温めに来てる」



これなら他に見つけたバスにも当てはまるし

理にかなってる。




そんな事を考察しながら更にサーチを続けていくと


遂に発見‼︎




2月後半のスポーニングベット




こうなる1月に卵を温めていた理論が高くなる


しかも春のスポーニングベットとは全く違うエリア


琵琶湖…凄すぎる…


バスの生態なんてまだまだ知らない事の方が多いと気付かされました。



1匹の魚との出会いが多くの発見に繋がり


自分の見た世界を多くの方と共有、共感出来たらなと思ってます。